シドニー・ビエンナーレとは? 現代アートの世界を覗いてみよう!(?)オーストラリアを代表する国際美術展、シドニー・ビエンナーレの魅力
オーストラリア最大の国際現代美術展、シドニー・ビエンナーレ。多様な文化と視点が交錯し、現代美術の最前線を伝える。2018年の『重ね合わせ』から、2020年の『NIRIN』、そして2024年の『TenThousandSuns』まで、毎回革新的なテーマで世界を魅了。先住民族やマイノリティの声に耳を傾け、未来への希望を描く。国際芸術祭の未来を担う、注目のイベント。
第22回シドニー・ビエンナーレ トークシリーズで深掘りする
第22回シエンナーレのテーマ「NIRIN」とは?
「NIRIN」は、内なる自己の探求
第22回のビエンナーレでは、トークシリーズも開催されました。
公開日:2020/08/14

✅ シドニー・ビエンナーレ2020は、「NIRIN」(先住民言語で「エッジ」の意味)をテーマに、先住民の文化や歴史、現代社会における課題について考察する。
✅ 98組のアーティストによる作品が6つの展示会場で公開され、先住民の文化、歴史、現代社会における課題、そしてそれらを解決するためのアーティストの力への注目が集まっている。
✅ 会場では、ガーナ生まれのイブラヒム・マハマによる麻袋を使った大規模作品や、オーストラリア先住民アーティストによる文化や歴史を伝える作品など、多様な作品が展示され、オンラインでも鑑賞できるバーチャルビエンナーレも開催されている。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://heapsmag.com/sunday-art-scroll-real-time-exhibition-news-from-all-over-the-world--nirinトークシリーズで、展示内容を深く理解することができますね。
第22回シエンナーレでは、ブルック・アンドリュー氏がディレクターを務め、テーマは『NIRIN』に設定されました。
本トークシリーズでは、現地を訪れたキュレーターや参加アーティストとともに、ビエンナーレの概要、テーマ設定の背景、出品作家情報、新しい意義、そして国際芸術祭の未来について、全3回にわたって深く掘り下げていきます。
トークシリーズ概要 vol.1では、ビエンナーレのテーマ「NIRIN」と展覧会概要、注目アーティスト紹介、オンラインプログラムについて解説します。
vol.2では、参加アーティストのマユンキキ氏が、アンドリュー氏との交流、会場の雰囲気、作品について語ります。
vol.3では、ビエンナーレの意義、世界の現代アートの潮流、国際美術展の未来についてディスカッショントークを行います。
アーティストの方々の話を聞けるのは、とても貴重な機会ですね!
第25回シドニー・ビエンナーレ 新しいアーティスティック・ディレクター就任
シドニー・ビエンナーレの新しいアーティスティック・ディレクターは?
フール・アル・カシミ
2026年のビエンナーレでは、新しいディレクターが就任します。

✅ フール・アル・カシミが、2026年3月7日から6月8日開催される第25回シドニー・ビエンナーレのアーティスティック・ディレクターに就任することが発表された。
✅ アル・カシミは、シャルジャ・ビエンナーレのディレクターやシャルジャ・アート財団の会長兼ディレクターを務めるなど、国際的な芸術・文化交流の促進に長年貢献してきた実績を持つ。
✅ アル・カシミは、多文化コミュニティが集まるシドニーで、地元アーティストやコミュニティと連携し、新しい声を生み出すことを目指している。
さらに読む ⇒(アートニュースジャパン)出典/画像元: https://artnewsjapan.com/article/2302国際的な芸術交流を促進してきた方の就任、今後の展開が楽しみです。
フール・アル・カシミ氏は、2026年3月7日から6月8日に開催される第25回シドニー・ビエンナーレのアーティスティック・ディレクターに就任しました。
アル・カシミ氏は、アラブ首長国連邦出身で、2002年から中東最大の芸術祭シャルジャ・ビエンナーレのディレクターを務めています。
彼女は、国際的な芸術・文化交流の促進に貢献しており、2025年には国際芸術祭「あいち2025」の芸術監督も務める予定です。
アル・カシミ氏は、シドニー・ビエンナーレのディレクター就任にあたり、多文化コミュニティが中心にあるシドニーの街で、地元アーティストやコミュニティと連携し、ビエンナーレに新しい声を届けたいと抱負を語りました。
新しいディレクターのもと、どんなビエンナーレになるのか期待が高まります!
第24回シドニー・ビエンナーレ 『TenThousandSuns』が描く未来の希望
シドニー・ビエンナーレのテーマは?
「TenThousandSuns」
第24回ビエンナーレは、『Ten Thousand Suns』をテーマに開催されました。

✅ この記事は、写真展に関する記事であり、出展作品とアーティストを紹介しています。
✅ 紹介されている作品は、「円奴」の「Form of Happiness」、「Trevor Yeung」の「Mr. Cuddles Under the Eave」、「Gordon Hookey」の「Ethics」、「Andrew Thomas Huang」の「Kiss of the Rabbit God」、「Mangala By Malavi」の「Baiga godna」の5作品です。
✅ 各作品の写真とアーティストのクレジット情報が記載されています。
さらに読む ⇒美術手帖出典/画像元: https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/28377/pictures/4希望に満ちた未来を提示するテーマ、魅力的ですね。
現在開催中の第24回シドニー・ビエンナーレは、「TenThousandSuns」と題され、先住民族や移民、クィアたちの歴史を振り返り、喜びを分かち合う方法と、喜びの源としての「祝祭」を提案しています。
第24回シドニー・ビエンナーレは、3月9日から6月10日まで開催され、オーストラリア最大の現代美術国際展として、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館、アートスペース、オーストラリア現代美術館に加え、新たにシドニー大学のチャウ・チャク・ウィング美術館、UNSWギャラリー、ホワイトベイ発電所を会場に、47ヶ国から88組のアーティストとコレクティブが参加します。
テーマは『TenThousandSuns』で、西洋の終末論への反論として、喜びに満ちた未来に対する希望を提示します。
芸術監督のコスティナシュとゲレロは、多様な文化と宇宙観、抵抗の喜びを認め、植民地支配と資本主義に由来する生態学的危機を認識しながらも、黙示録的な未来に屈することなく、より良い未来の可能性を提示すると説明しています。
展示では、ゴードン・フーキー、円奴、マンガラ・バイ・マラヴィ、マーティン・ウォンなど、各分野で活躍するアーティストの作品が紹介されます。
期間中は、オープニングナイトコンサート『LightsOn』をはじめ、無料のツアー、ワークショップ、ファミリーデーなど、様々なイベントが開催されます。
写真展、ぜひ見に行きたいです!
シドニー・ビエンナーレは、現代アートの最前線を楽しめるイベントですね。
💡 シドニー・ビエンナーレは、国際的な現代美術展です。
💡 多様なテーマ設定と、世界中のアーティストの作品が展示されます。
💡 アートを通して、現代社会の課題や未来への希望を提示します。