CEFR(セファール)とは?英語学習の新指標を徹底解説!CEFRとは?英語力を測る国際基準
英語学習の羅針盤、CEFR(セファール)とは?国際的な言語能力評価基準をわかりやすく解説。TOEICスコアとの換算方法、学習のメリット、そして新学習指導要領との関連性まで。あなたの英語学習をレベルアップさせる情報が満載!CEFR-J対応のZ会Asteriaで、実践的な英語力を身につけよう。
💡 CEFRは、英語を含む様々な言語の能力を測るための国際的な基準で、世界中で利用されています。
💡 日本では、新学習指導要領で英語4技能の到達目標を設定する際に活用されており、英語学習の指針となっています。
💡 TOEICスコアをCEFRレベルに換算する方法や、CEFRに基づいた学習のメリットも解説していきます。
さて、CEFRの概要から、日本における英語学習への影響、そして各レベルの詳細まで、じっくりと見ていきましょう。
CEFRの概要と日本における英語学習
英語力、国際基準で測ったらどのレベル?
CEFRで6段階評価
CEFRの概要と、それが日本の英語学習にどのように影響しているのかを解説します。
公開日:2025/05/21

✅ CEFR(セファール)とは言語能力の国際標準規格で、その言語を使って何ができるかを測る尺度です。ヨーロッパでは日常的に使われ、新学習指導要領でも英語の4技能の到達目標を定める基準として活用されています。
✅ 新大学入試では、当初、民間の資格・検定試験を併用して4技能を評価し、それをCEFRに対応した段階別評価に置き直した成績が大学入試センターから大学に送付される予定でした。
✅ 日本人の英語学習に適した指標として、「CEFR-J」が開発されました。これはCEFRに準拠しながらも、日本人の学習状況に合わせてより効果的に学習を進められるように設計されたものです。
さらに読む ⇒Z会│日々の学習から受験・資格まで、本物の学力を養成する教育サービスを提供。出典/画像元: https://www.zkai.co.jp/exam-navi/edu/edu-topics/cefr/CEFRは、言語能力を客観的に評価するための国際的な指標として、非常に重要です。
日本人の英語学習に合わせたCEFR-Jの開発も、効果的な学習を促進する上で大きな意味を持ちます。
CEFR(セファール)とは、ヨーロッパ言語共通参照枠の略称で、外国語の運用能力を評価するための国際的な基準です。
CEFRは、言語能力を6つのレベル(A1、A2、B1、B2、C1、C2)に分類し、それぞれが具体的な能力に対応しています。
CEFRは、英語学習における到達目標を明確にし、学習内容を国際的な基準に沿って評価するのに役立ちます。
しかし、現状では、多くの日本人がCEFRレベルA1・A2に留まっており、特に「書く」と「話す」の発信技能が弱点となっています。
そこで、日本人の英語学習に適した指標として「CEFR-J」が開発されました。
Z会Asteriaは、CEFR-Jに完全対応した英語通信教育で、日常生活における実践的な英語力を育むことを目指しています。
オンラインレッスンでは、外国人講師による1対1の個別指導を受けられます。
時間や場所を選ばずに学習できるため、お子様の生活の中に無理なく英語学習を取り入れることができます。
CEFR-Jのような、日本人に特化した指標の開発は、すごく実践的ですね!自分のレベルに合った学習方法を見つけるのに役立ちそうです。
CEFRの国際的な普及と発展
CEFRとはどんなもの?
言語習得の共通基準
CEFRの国際的な普及と、その発展について掘り下げていきます。

✅ 本書は、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)の全体像を理解し、教育現場で活用するためのヒントを提供する。
✅ CEFR導入の意義、実践上の問題点や課題、ヨーロッパにおける先進的な事例、ポートフォリオや自己評価、シラバス・教材・試験との関連付け、教員教育への導入といった幅広いテーマを扱っている。
✅ 具体的には、ヨーロッパ言語ポートフォリオ、Can-doリスト、診断型テスト、コース設計におけるCEFRの活用方法、アイルランド、イギリス、イタリアにおける事例研究などを紹介し、CEFRが学習者の学びを支え、教員の指導を効果的にする可能性を示唆している。
さらに読む ⇒研究社出典/画像元: https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10090816.htmlCEFRは世界中で利用されており、その普及と発展は目覚ましいですね。
特に、CEFR-CVの登場は、より詳細な能力評価を可能にし、学習者にとって非常に有用だと感じます。
CEFRは、欧州評議会が20年以上かけて研究・開発したもので、現在では日本語を含む40言語で参照枠が提供されています。
言語資格の基準としても使用され、国境や言語の壁を越えて、教育や就労の流動性を促進する役割も担っています。
CEFRは、2001年に発表され、2004年に日本語版が出版されたことで、日本語教育分野でも注目を集めました。
2020年にはCEFR-CV(随伴版)が発表され、2023年には日本語版がゲーテ・インスティトゥート東京から発表されました。
2024年3月には、CEFR-CVの日本語版『言語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠―新能力記述文を伴うCEFR随伴版』が公開されました。
この随伴版は、CEFRの内容をより使いやすく再提示しており、2001年版の能力記述文全てを含んでいます。
教員や教員養成者にとって、CEFRを教育目的で使用する際に役立つ資料です。
必要に応じて、2001年版を参照するためのリンクや参考文献も掲載されています。
CEFRは、世界中で言語学習の標準化に貢献しているんですね。国際的な基準があることで、学習のモチベーションも上がりそうです。
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