青少年の補導って何？〜安全を守る警察の取り組みと、知っておくべきこと（？マーク）深夜徘徊、飲酒…補導の対象と時間制限

それでは、青少年の安全を守る警察の取り組みについて、具体的に見ていきましょう。

まずは、警察の活動についてです。

青少年の安全を守る警察の取り組み

警察による少年の非行防止活動は重要ですね。

地域の方々の長年の活動に頭が下がります。

青少年健全育成に尽力有馬町の西村さん中部少年補導功労表彰

✅ 熊野市有馬町の西村茂之さんが、長年にわたる少年の非行防止や健全育成活動の功績が認められ、中部少年補導功労者表彰を受賞しました。

✅ 西村さんは熊野地区少年警察協助員として23年間活動し、平成16年から副会長、同23年からは会長を務め、子どもの見守りや指導相談などを行ってきました。

✅ 新型コロナウイルス感染症の影響で熊野署で伝達式が行われ、西村さんは今後の活動への意欲を語り、子どもたちへの声掛けは「頭越しにするのではなく、子どもたちの中に入っていけるよう努力しています」と述べました。

さらに読む ⇒吉野熊野新聞出典/画像元: https://www.yosikuma.com/2021/10/14/684/

西村さんの活動は素晴らしいですね。

子どもたちとのコミュニケーションを大切にしているところが印象的です。

日本の警察は、20歳未満の青少年を対象に、非行や不良行為から守り、更生を促すために「補導」を行います。

これは、犯罪を未然に防ぎ、青少年の健全な成長を支援するための重要な活動です。

補導には、街頭補導と継続補導の2種類があり、対象となる少年は、非行少年、不良行為少年、被害少年、要保護少年に分類されます。

補導は、逮捕や保護とは異なり、あくまで指導と注意が中心です。

警察の方々だけでなく、地域の方々が協力して青少年の健全育成に取り組んでいることに感銘を受けました。私も地域活動に参加してみたいです。

補導の対象と時間制限

補導には時間制限があるんですね。

地域によって異なるというのは、注意が必要ですね。

中学生・高校生の「補導時間」は？都道府県ごと一覧、対象行為など

✅ 20歳未満の少年が深夜に外出する場合など、公共の場所での不適切な行為に対して警察官による「補導」が行われる。

✅ 補導は、注意、助言、警告、保護者や学校への連絡、身柄の保護など様々な措置があり、少年警察活動規則に基づき、街路補導と継続補導の2種類がある。

✅ 各都道府県の条例で補導時間が定められており、違反しても前科はつかないが、不当な取り調べなどを受けた場合は弁護士に相談すべきである。

さらに読む ⇒弁護士｜あなたの悩みを解決する弁護士検索サイト出典/画像元: https://www.ben54.jp/column/crime/1189

補導の対象となる行為が多岐にわたることに驚きました。

特に、深夜の外出には注意が必要ですね。

補導の主な対象となる行為には、飲酒、喫煙、薬物乱用、粗暴行為、刃物等の所持、金品不正要求、性的いたずら、暴走行為、家出、無断外泊、深夜徘徊、怠学、不健全性的行為、不良交友、不健全娯楽など、多岐にわたります。

特に、深夜の外出は、青少年を犯罪やトラブルに巻き込みやすく、保護の観点から厳しく見られています。

補導の対象となる時間帯は、各都道府県の青少年健全育成条例によって定められており、一般的には夜10時～11時から翌朝4時～6時までとされています。

しかし、地域によっては、午後8時から補導対象となる場合もあるため、自分の居住地の条例を確認することが重要です。

例えば、東京都や神奈川県は午後11時から午前4時まで、大阪府では年齢によって異なり、16歳未満は午後8時から、16歳以上18歳未満は午後11時から午前4時までが補導時間となります。

各都道府県の条例を確認することは、自己防衛のために非常に重要ですね。大人の私も気をつけたいと思います。