視覚障碍のある学生への配慮って、実際どうすればいいの?インクルーシブ教育実現に向けて!!
大学で視覚障碍のある学生とどう関わる?授業での配慮からグループワークまで、具体的な事例と工夫を紹介します。インクルーシブな学びのヒント満載!
💡 大学における視覚障碍のある学生への配慮について解説
💡 触覚教材を通して「知る」から「わかる」世界への理解を促進
💡 インクルーシブ教育の実現に向けた取り組みを紹介
それでは、具体的な事例を交えながら、視覚障碍のある学生への配慮について詳しく見ていきましょう。
大学における視覚障碍のある学生への配慮
視覚障碍学生と授業でうまく関わるには?
配慮と工夫が大切です
視覚障碍のある学生への配慮は、大学側だけでなく、学生自身も積極的に学ぶ必要があると感じています。

✅ 網膜色素変性症という難病を抱えながらも、視野が狭くなる中で将来の夢を叶えようと奮闘する小汲唯奈さんの物語。
✅ 大学進学を目指す視覚障害者を支援するため、幼なじみと点字塾「ブレイリーず」設立を目指し、ビジネスコンテストで受賞や発信活動を行っている。
✅ 大学進学後も留学や点字塾設立に向けて積極的に活動を続け、視覚障害者に対する社会の理解促進と選択肢の拡大を目指している。
さらに読む ⇒ほ・とせなNEWS出典/画像元: https://www.hotosena.com/article/14775128/大変素晴らしい取り組みですね。
視覚障碍があっても夢を諦めずに努力を続ける小汲さんの姿は、多くの人に勇気を与えると思います。
大学で視覚障碍のある学生とどのように関われば良いのか、対面授業の場面を例に考えてみましょう。
まず、配布資料に関しては、視覚障碍のある学生にとって通常の資料は読みづらい場合が多いため、大学側との相談が不可欠です。
文字の大きさ、フォント、データ形式など、事前に伝えることで、適切な配慮を受けられるよう交渉しましょう。
ノートの取り方においても、点字を学ぶ学生もいれば、拡大読書機やブレイルセンスといった機器を使用したり、行間の広いノートを使用したりするなど、さまざまな方法があります。
点字は6つの点を1マスとして横に書いたり読んだりするもので、「点字器」「ブレイルセンス」「ブレイルメモ」といった機器を使って読み書きを行います。
グループワークでは、資料の共有や役割分担、活動内容によっては、視覚障碍のある学生が困ることがあります。
例えば、事例検討の場合、資料が配布されていれば問題ありませんが、ロールプレイなどでは、視覚情報が重要な場面が出てくるため、事前に配慮が必要です。
また、紙やペンを使ったグループワークでは、視覚情報だけでなく、触覚情報も重要になります。
地図や模型などの場合、視覚障碍のある人が触って理解できるように、事前に準備しておくことが大切です。
なるほど、資料の事前配布や点字の活用など、さまざまな配慮が必要なんですね。授業を受ける側としても、事前に情報収集しておくことが大切だと感じました。
触覚教材を通して「知る」から「わかる」世界へ
全盲の児童生徒は、触覚教材で何を学ぶことができるの?
世界を理解する
触覚教材を通して学習するというのは、視覚障碍のある学生にとって非常に効果的だと思います。

✅ この資料は、3Dプリント教材が視覚障害を持つ児童生徒の学習に役立つことを解説しています。
✅ 3Dプリント教材は、触覚や視覚を通して立体的な形状を理解できるため、平面的な資料では難しい概念の学習を可能にし、拡大・縮小印刷や複数教材の組み合わせによって全体と部分の関係性を理解することもできます。
✅ 具体的な教材例として、エッフェル塔と凱旋門の比較、エッフェル塔の構造の拡大観察、3棟のタワーの縮尺比較、自由の女神の全体と部分の観察などが紹介されており、教材の活用方法や視覚障害教育における利点を示しています。
さらに読む ⇒3Dプリント教材(氏間研究室サイト内)出典/画像元: https://home.hiroshima-u.ac.jp/ujima/src/3d.html3Dプリンターを活用した触覚教材は、従来の教材よりも詳細な情報が得られるため、視覚障碍のある学生にとって非常に有益だと思います。
全盲の児童生徒のための触覚教材は、視覚情報に頼ることができない彼らが、触覚を通して世界を理解するための重要なツールです。
3Dプリンターを利用することで、従来の凸教材よりも詳細な情報が得られる立体模型が制作されています。
例えば、エッフェル塔やセミなどの模型を通して、触覚を通して三次元のイメージを掴むことができる点、従来の凸教材よりも詳細な情報を得られる点が強調されています。
『受粉』に関係する花のつくりを学ぶための触覚教材では、おしべ、めしべ、やく、花粉、子房、胚珠、柱頭といった各部分を、ストロー、針金、厚紙、ビーズ、布などで再現することで、触覚を通してそれぞれの機能を理解できるように工夫されています。
時間割ボードは、写真のように具体物を触って分かる段階から、平面の物に触れて分かる段階に移行中の生徒用に、具体的な物や素材で時間割を表し、見通しを持って活動できるように工夫されています。
理療科学習用の立体模型は、触って骨の形や位置関係、関節の動きを学習できるように作成されています。
また、弱視の人にも理解しやすいように、筋肉の位置に色分けされたカラーテープを貼ることで、視覚障碍のある学生にも理解しやすいように工夫されています。
経穴模型は、触って経穴の位置や経脈を確認できるように作成されています。
触覚を通して学ぶというのは、視覚情報に頼れない私にとって、非常に新鮮な発想でした。教材を通して、視覚障碍のある学生の学習方法について改めて考えさせられました。
授業中の配慮:コミュニケーションとアクセシビリティ
視覚障碍のある学生への配慮、何が一番大切?
率直な話し合い
合理的配慮は、障害のある学生が大学生活を安心して送る上で非常に重要です。

✅ 筑波技術大学の栗原浩一教授による、障害学生に対する合理的配慮について解説したセミナー動画です。
✅ 障害者差別解消法の施行を受けて、大学における障害学生への適切な支援体制の構築が重要となっています。
✅ 本動画では、聴覚・視覚障害学生に対して、体育授業を行う上での配慮と工夫について具体的に説明しています。
さらに読む ⇒PDP ONLINE 東北大学高度教養教育・学生支援機構 大学教育支援センター出典/画像元: https://pdponline.ihe.tohoku.ac.jp/archive/detail.php?id=64具体的な事例を交えながら、聴覚・視覚障害学生に対する配慮について詳しく説明されていて、大変参考になりました。
視覚障碍のある学生に対する授業中の配慮は、当事者との率直な話し合いが重要です。
大きな声での明瞭な話し方、ネットでのシラバスや授業ポイントの公開、資料やレジュメの事前配布は、一般学生にも有益です。
座席指定の際は、本人のニーズを考慮し、前列席など適切な場所を確保します。
講義室は明るすぎず暗すぎず、適切な照明調整が必要です。
板書は、大きく太く鮮明に書き、可能な限り内容を声に出して読み、説明を加えることが重要です。
ビデオやパワーポイントの内容は、事前に送付したり、横で説明する人をつけたりするサポートが有効です。
LL教室では、使用方法を丁寧に説明し、学生が自分で操作できるよう工夫が必要です。
大学側だけでなく、学生同士でも配慮し合うことが大切ですね。学生同士で協力し、インクルーシブな環境を作っていきたいです。
クラスメートとのコミュニケーション促進
困っている学生を支援するには?
さりげなく紹介し、環境整備を
コミュニケーションは、学生同士の関係を築き、学習効果を高める上で非常に重要です。
公開日:2024/12/16

✅ この記事は、ビジネスにおけるコミュニケーションの重要性、種類、効果、そして課題について解説しています。
✅ コミュニケーションは単なる情報伝達ではなく、相手に理解させ、関係構築し、合意形成を図るための複雑なプロセスであることを説明しています。
✅ さらに、コミュニケーションにおける様々な問題点、例えばミスコミュニケーション、ハラスメント、情報伝達の不足、そしてVUCA時代におけるコミュニケーションの難しさなどを考察し、効果的なコミュニケーションのためのヒントを提示しています。
さらに読む ⇒株式会社ソフィア|インナーブランディングで人と組織を元気に出典/画像元: https://www.sofia-inc.com/blog/13919.html視覚障碍のある学生とのコミュニケーションを促進するためには、積極的に声掛けをし、理解を深めることが大切だと思います。
クラスメートには、さりげなく支援が必要な学生を紹介し、コミュニケーションを促進しましょう。
質問や問い合わせにオープンな環境作り、機器の持ち込み、電子メールの活用なども重要です。
視覚障碍のある学生とのコミュニケーションでは、言葉だけでなく、ジェスチャーや表情も重要な役割を果たすことを学びました。
インクルーシブな大学環境に向けて
視覚障碍のある学生が大学生活を送る上で、どんなサポートが必要ですか?
配慮と工夫が大切です。
インクルーシブ教育の取り組みは、誰もが安心して学び、過ごせる社会の実現に向けて重要な役割を果たしています。

✅ 東京大学バリアフリー教育開発研究センターが設立した「インクルーシブ教育実現のための研究教育基金」は、日本の公立学校におけるインクルーシブ教育の実現と、誰も取り残さない社会を目指しています。
✅ 基金は、インクルーシブ教育に関する研究、教育、啓発活動を行い、社会にインクルーシブな知性を普及することで、学校が全児童生徒にとって学びの場となり、誰もが安心して過ごせる社会の実現を目指しています。
✅ 基金は、主にインクルーシブ教育に関する研究会の開催、インストラクター養成プログラムの充実、公立学校における「バリア」に関する調査研究、若手研究者養成プログラムの強化などに使われています。
さらに読む ⇒東京大学基金出典/画像元: https://utf.u-tokyo.ac.jp/project/pjt168?pg=276&page=2誰も取り残さない社会を目指して、インクルーシブ教育に関する研究や啓発活動を続けていくことは、非常に意義深いと思います。
視覚障碍のある学生への理解とサポートは、インクルーシブな大学環境を作る上で不可欠です。
この記事で紹介した様々な配慮や工夫を通して、視覚障碍のある学生が大学生活を安心して送れるよう、共に歩んでいきましょう。
インクルーシブ教育は、多様な学生が互いに学び合い、成長できる環境を作る上で不可欠な要素だと思います。
今回の記事では、視覚障碍のある学生への配慮について、様々な角度から解説しました。
💡 大学における視覚障碍のある学生への配慮は、資料の事前配布や点字の活用など、多岐にわたる。
💡 触覚教材は、視覚障碍のある学生が立体的な形状や概念を理解する上で有効なツールとなる。
💡 インクルーシブ教育は、誰もが安心して学び、過ごせる社会の実現に向けて重要な取り組みである。