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立命館大学、未来へ繋ぐ平和への願いとは?立命館大学の平和への取り組みと未来への展望

自由と平和を掲げる立命館学園。創立125周年を迎え、憲章改定案が浮上。戦没学生の象徴「わだつみ像」が示す、過去の教訓と未来への希望。学生たちは、歴史的価値の継承を求め、グローバルな平和実現への道を模索する。国連プレイベントや講演会を通して国際問題への意識を高め、学園の理念と向き合う。学園の未来を左右する憲章改定、その行方に注目が集まる。

立命館大学、未来へ繋ぐ平和への願いとは?立命館大学の平和への取り組みと未来への展望

📘 この記事で分かる事!

💡 立命館大学の平和への願いを象徴する「わだつみ像」の設置と、その背景にある学生たちの思い。

💡 国連と連携したイベント開催、核兵器廃絶を目指す活動、Z世代への啓発活動。

💡 立命館憲章改正案を巡る論争。過去の教訓と未来へのビジョン、学生たちの意見。

それでは、立命館大学の平和への取り組みについて、詳しく見ていきましょう。

「自由と清新」と平和への礎

立命館の建学の精神は?

自由と清新

平和への願いを込めた象徴ですね。

わだつみ像が、学生たちの平和への思いを形にしたものとして、学園のアイデンティティを確立させたというのは興味深いですね。

懐かしの立命館→「不戦のつどい」「わだつみ像」そして「教学理念」
懐かしの立命館→「不戦のつどい」「わだつみ像」そして「教学理念」

✅ 立命館大学の教学理念「平和と民主主義」を象徴する「わだつみ像」は、戦没学生の「嘆き」「怒り」「苦悩」を表現し、学園アイデンティティの確立に貢献した。

✅ 「わだつみ像」は、戦没学生の手記『きけ わだつみのこえ』の刊行を基に制作が企画され、当初は東京大学への設置が計画されたが、最終的に立命館大学に設置された。

✅ 立命館大学では、学生運動を通じて像の誘致が始まり、1953年に広小路学舎に設置され、平和への誓いを新たにする象徴となった。

さらに読む ⇒立命館大学出典/画像元: https://www.ritsumei.ac.jp/archives/column/article.html/?id=239

学園創立者の精神を受け継ぎ、建学の精神「自由と清新」を掲げているんですね。

平和と民主主義を体現する「不戦のつどい」や「わだつみ像」は、その象徴ということですね。

立命館学園は、創立者である西園寺公望と中川小十郎の精神を受け継ぎ、建学の精神として「自由と清新」を掲げています

この言葉は、1953年に末川博総長によって初めて用いられ、その後、受験者向けパンフレットや大学要覧を通じて学園内に浸透しました。

立命館大学は、理念である「平和と民主主義」を体現するため、「不戦のつどい」を重要な式典としています。

その象徴である「わだつみ像」は、1931年以降のアジア・太平洋戦争で戦没した学生たちの「嘆き」「怒り」「苦悩」を象徴し、人権と生命の尊厳を表現しています。

1953年12月8日の「全立命戦没学生追悼慰霊祭」で立命館大学への設置が決定し、広小路学舎に設置されました。

立命館大学の学生たちの平和への強い思いが伝わってきますね。過去の戦争の悲劇を忘れず、未来へと繋げようとする姿勢は素晴らしいと思います。

国連とZ世代の未来

Z世代が国連を活かす?核廃絶ネゴシーター講演の内容は?

核兵器の脅威、社会正義、議論の重要性など。

核兵器廃絶に向けた活動は、非常に重要ですね。

高橋氏の活動や、Z世代への啓発活動を通して、核兵器の脅威を伝えているのは、意義深いですね。

G7広島サミット1年 若い世代はどうみる NGO代表 高橋悠太さん(23) /広島

公開日:2024/05/23

G7広島サミット1年 若い世代はどうみる NGO代表 高橋悠太さん(23) /広島

✅ 核兵器廃絶を目指すNGO代表の高橋悠太氏が、G7広島サミットから1年が経過した現状について、核軍縮の進展が見られないと指摘しています。

✅ 高橋氏は、市民のためのシンクタンク「かたわら」を設立し、地方自治体への政策提言や情報発信を通じて核兵器廃絶に向けた活動を行っています。

✅ G7市民社会コアリションの一員として、外務省のシェルパに面会し、広島サミットの議論を引き継ぐ形で核兵器廃絶を議題に取り上げるよう働きかけました。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20240523/ddl/k34/040/233000c

講演会では、核兵器の脅威を体験的に理解させる演出や、社会正義に基づいた議論の重要性が語られたんですね。

学生たちが国際問題について深く考察する良い機会になったことでしょう。

立命館大学では、国連の役割に関するプレイベントが開催され、学生たちが「東南アジア」「テロリズム」「難民」をテーマに発表し、国際問題と国連の貢献について議論しました。

また、高橋悠太氏を招き、「Z世代は国連をどのように生かすのか」をテーマに講演が行われ、核廃絶ネゴシエーターとしての活動や、核兵器の脅威を体験的に理解させる演出、そして、社会正義に基づいた議論の重要性が強調されました。

参加者は、これらのイベントを通じて、国際問題の現状と国連の役割について深く考察する機会を得ました。

核兵器廃絶に向けた具体的な活動や、Z世代への啓発活動は、私たち大人の世代にとっても非常に重要ですね。国際問題への理解を深める良い機会になりそうです。

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立命館憲章改訂案で揺れる。過去の教訓を削除し、グローバル化を推進。学生らは歴史的価値の継承を求め反発。学園の未来を決める岐路。