牧野富太郎博士の植物愛を巡る旅:高知の魅力と功績を徹底解説!高知県立牧野植物園と博士の足跡
牧野富太郎博士ゆかりの地と研究成果を紹介!高知県立牧野植物園の研究誌「やまとぐさ」や書籍を通じて、博士の足跡を辿ります。コオロギランの遅延型自家受粉解明、山でのユニークなエピソードなど、植物への愛と探究心に触れる旅へ!
💡 高知県立牧野植物園は、牧野富太郎博士の功績を顕彰し、3000種以上の植物を展示しています。
💡 牧野富太郎博士のフィールドワークの地、横倉山では、1300種もの植物が自生しています。
💡 牧野富太郎博士が発見したコオロギランの自家受粉の仕組みが解明されました。
それでは、まずは牧野富太郎博士ゆかりの『高知県立牧野植物園』について詳しく見ていきましょう。
牧野富太郎博士の足跡を辿る旅の始まり
牧野博士が世界に発表した日本初の新種は何?
ヤマトグサです。
高知県立牧野植物園は、牧野富太郎博士の功績を称え、植物に関する研究・教育普及活動を行っています。
園内では、博士ゆかりの植物を観察できます。
公開日:2025/03/07

✅ 高知県立牧野植物園は、牧野富太郎博士にゆかりのある3000種類以上の植物を観賞できる施設で、ピクニック広場や五感で植物を感じられる広場があり、子供連れにも人気です。
✅ 2023年のNHK朝ドラ「らんまん」のモデルとなった牧野富太郎博士の生涯や功績を紹介する展示もあり、園内ではベビーカーの無料貸し出しや授乳室、おむつ台などの設備も整っています。
✅ 入園料は大人730円(2025年4月1日からは850円)で、高校生以下は無料、駐車場も無料で利用できます。正門と中門から入園可能です。
さらに読む ⇒ココハレ高知の子育て応援ウェブメディア出典/画像元: https://kokoharekochi.com/spot/facilities/n13537/無料のベビーカー貸し出しや授乳室など、小さなお子様連れの方も安心して楽しめるように配慮されていますね。
高知県立牧野植物園は、牧野富太郎博士の業績を顕彰し、研究・教育普及・憩いの場を提供することを目指しています。
その一環として、職員の研究成果や外部からの投稿を受け入れる和文研究誌「やまとぐさ」を発行しています。
2023年8月1日には、吾川スカイパークにヤマトグサ発見記念碑が建立され、牧野博士の功績を称えました。
牧野博士は中津川流域でヤマトグサを発見し、日本初の新種として世界に発表したのです。
牧野博士の業績を称える展示があるのは素晴らしいですね。私も、博士の情熱に触発されて、もっと知的好奇心を高めたいと思いました。
山との出会い、植物との語らい
牧野博士が愛した場所は?横倉山自然の森博物館の魅力とは?
自然、化石、VR体験など、横倉山の魅力満載!
横倉山では、牧野博士が発見した植物を観察できるだけでなく、貴重な化石やジオラマを通して自然への理解を深めることができます。

✅ 植物研究に生涯を捧げた牧野富太郎博士がフィールドワークを行った横倉山には、博士が発見・命名した植物を含む約1300種類もの植物が自生している。
✅ 登山道沿いには、博士が命名したコオロギランやコミヤマスミレなど、足元にひっそりと咲く草花も多く、博士の視点に立って観察することで新たな発見がある。
✅ 山頂には博士が発見したヨコグラノキがあり、標本を採集した基準木も存在し、貴重な植物との出会いを通して、博士の植物への愛情を感じることができる。
さらに読む ⇒日本の魅力、再発見ディスカバー・ジャパン出典/画像元: https://discoverjapan-web.com/article/113591VR体験で登山を疑似体験できるのは、面白いですね。
実際の山を訪れる前に、予習するのも良いかもしれません。
植物学者・牧野富太郎博士が愛した場所として知られるのは、高知県越知町にある横倉山自然の森博物館です。
ここでは、横倉山の自然を再現したジオラマや、多様な動植物の剥製、化石などを展示しており、4億年以上前の筆石の化石といった貴重な発見も紹介されています。
牧野博士ゆかりの植物展示や企画展も開催されており、博物館から車で20分の場所にある杉原神社は、牧野博士が写真撮影した場所で、巨大な杉や精巧な彫刻が見どころです。
VR体験で登山を疑似体験することもできるなど、横倉山の歴史と自然、文化を保護し、多くの人々にその魅力を伝えています。
横倉山の自然を再現したジオラマは、きっと見応えがあるでしょうね。私も、四季折々の植物の変化を観察してみたいです。
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牧野富太郎のコオロギラン研究、遅延型自家受粉の秘密を解明!分類学、進化、生態学の連携が自然史研究を加速。博士の足跡をたどり山の魅力を再発見。