近代教育の父たちが描いた教育の理想とは?教育思想家たちの思想を徹底解説!コメニウス、ルソー、ロック…教育は誰のもの?
17世紀、教育は革命を迎えた!近代教育の父、コメニウスが登場し、教育の普遍性を唱えた。ロックは経験と理性を重視し、ルソーは子供の自由な成長を尊重。彼らの思想は、年齢、性別、貧富に関わらず、すべての人が教育を受けるべきだと説き、現代教育の基礎を築いた。単なる知識習得を超え、自己理解を深め、社会で自律的に生きる力を育む教育の重要性を、彼らの思想を通して再認識しよう!

💡 コメニウスは、全ての人に教育を、と唱え、教育の普遍性を説きました。
💡 ルソーは、子どもの自然な成長を尊重する消極教育を提唱しました。
💡 ロックは、経験を通して徳を育む重要性を説き、理性を重視しました。
それでは、近代教育の夜明けを告げたコメニウスから、ルソー、ロックへと続く教育思想の変遷を紐解いていきましょう。
近代教育の夜明け:コメニウス、そして「あらゆる人に」教育を
近代教育の父、コメニウスは何を重視した?
自己理解、真理探求、道徳的行動!
本章では、近代教育の父と称されるコメニウスの思想に焦点を当てます。
彼は、教育を誰もが享受できるものと考え、生涯をかけて教育改革に尽力しました。
その思想の核心に迫ります。
公開日:2025/07/17

✅ この記事は、近代教育の父と呼ばれるヤン・アーモス・コメンスキー(コメニウス)が、すべての人への教育を願ったことと、その思想が20世紀に国連から表彰されたことを伝えています。
✅ コメニウスは、著書『光の道』の中で、知識や技能だけでなく、自己の本質を知り、真実を学び、善を愛し、分別をもって行動できるような教育を目指すべきだと述べています。
✅ 彼は、普遍的な書物、学校、大学、言語を提唱し、ロンドン王立協会に「光の大学」設立を提案するなど、教育改革に貢献しました。
さらに読む ⇒バラ十字会日本本部AMORC – 神秘学通信講座「人生を支配する」のご案内出典/画像元: https://www.amorc.jp/comenius-universal-education/コメニウスの思想は、現代の教育にも通じる普遍性を持っていますね。
知識だけでなく、自己理解や道徳的行動を促す教育を目指していたという点が印象的です。
17世紀は、教育思想が大きく転換した時代であり、その先駆けとなったのがチェコ出身の教育者、ヤン・アーモス・コメニウス(1592-1670)です。
「近代教育の父」と称される彼は、三十年戦争の経験から、教育が平和な社会を築くための不可欠な要素であると考えました。
彼の思想は、単なる知識の習得ではなく、自己理解、真理の探求、そして道徳的な行動を促すことを目指していました。
コメニウスは、年齢、貧富、性別に関わらず、すべての人が教育を受けるべきだと主張し、教育の普遍性を強調しました。
彼の代表作である『大教授学』では、教育の技術と理念を詳細に論じ、現在の学校制度の原型となる単線型学校制度、カリキュラム、学年、一斉授業などを提唱しました。
さらに、世界初の絵入り教科書とされる『世界図絵』を著し、視覚的な教育の重要性を示しました。
彼はロンドン王立協会の設立にも関わり、「光の大学」の設立を提案するなど、教育改革に積極的に取り組みました。
コメニウスの思想は、まさに今の時代にも必要な考え方ですね。自己理解を深め、真実を追求する姿勢は、自己成長を目指す私にとって非常に重要です。
ルソーとロック:人間の本質と教育の役割
ロックとルソー、教育で何が違った?
経験重視のロック、発達段階重視のルソー。
次に、ルソーとロックの教育思想を比較検討します。
ルソーは子供の自由な成長を、ロックは経験と理性を重視しました。
彼らの思想は、教育にどのような影響を与えたのでしょうか?。

✅ ルソーの『エミール』第2編は、言葉を覚え始めてから12歳頃までの「子ども期」における教育について論じており、消極教育の重要性を説いています。
✅ 消極教育とは、子どもの自然な成長を妨げる余計な指導を避け、子どもが自ら学ぶ力を尊重することであり、今日の野外教育やプレイパークの思想の源流とも言える考え方です。
✅ ルソーは幸福とは自由であることだとし、幸福になるためには、自分の能力を超えた欲望を持たず、あるがままに満足することが重要であると述べています。
さらに読む ⇒ittokutomano出典/画像元: https://note.com/ittokutomano/n/n8843ff64e065ルソーの消極教育は、子どもの自主性を尊重するという点で、現代の教育にも繋がる考え方ですね。
幸福は自由であるというルソーの考え方も興味深いです。
コメニウスの教育思想は、その後の教育思想家たちに大きな影響を与えました。
イギリスの思想家ジョン・ロック(1632-1704)は、人間の心は白紙(タブラ・ラサ)であると考え、経験を通して良き習慣を形成し、徳を涵養することの重要性を説きました。
彼の著書『教育論』は、しつけに関する具体的なアドバイスを提供し、理性を重視した教育の必要性を示しました。
一方、フランスの思想家ジャン=ジャック・ルソー(1712-1778)は、子供の発達段階に応じた教育の必要性を説き、「子どもの発見」という概念を提唱しました。
彼は、子供の持つ良い部分を伸ばす「消極教育」や「自然教育」を重視し、著書『エミール』の中で、子供の自由な成長を尊重する教育をフィクション形式で描きました。
ルソーやロックの思想は、子どもの成長過程を理解し、その段階に応じた教育を考える上でとても参考になります。多様な価値観に触れ、視野を広げることが大切ですね。
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コメニウス、ロック、ルソー。教育思想の巨人たちの遺産を紐解く。普遍性、理性、自由…彼らの教えは、現代教育の羅針盤。未来を拓く学びとは?