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バーニングマン2023、泥沼と化した砂漠のフェスティバルで何が起きた?記録的な豪雨に見舞われたバーニングマンの顛末と、イベントが抱える課題

砂漠の祭典、バーニングマンを襲った記録的豪雨。VOGUEライターが体験した泥沼と化した祭りの実態とは? 地球温暖化の影響、変化する参加者層、そして環境問題… 自己表現と自由を象徴するイベントは、持続可能性と未来への問いを突きつけられる。変化を迫られるバーニングマンの今と、その行く末とは?

バーニングマン2023、泥沼と化した砂漠のフェスティバルで何が起きた?記録的な豪雨に見舞われたバーニングマンの顛末と、イベントが抱える課題

📘 この記事で分かる事!

💡 2023年、記録的な豪雨により、バーニングマンが泥沼と化し、参加者の移動が困難になった。

💡 イベントは、自己表現とコミュニティを重視する一方、環境負荷や商業化といった課題も抱える。

💡 バーニングマンの理念と現実のギャップ、そして、今後のイベントのあり方を考察する。

今回の記事では、2023年のバーニングマンで起きた出来事を詳細に見ていきましょう。

砂漠に降り注いだ雨:バーニングマン2023、カオスへの序章

バーニングマン泥沼化!原因は?

異常気象と地球温暖化の影響。

2023年8月、アメリカ・ネバダ州で開催されたバーニングマンで、記録的な豪雨が降り注ぎました。

参加者は、泥沼化した会場で、立ち往生することになります。

気候変動で将来イベントがなくなる? アメリカのフェスで豪雨による死亡者も

公開日:2023/09/14

気候変動で将来イベントがなくなる? アメリカのフェスで豪雨による死亡者も

✅ アメリカのネバダ州で開催されたバーニングマン・フェスティバルで、記録的な豪雨に見舞われ、イベントが泥と水浸しになり、参加者の移動が困難になった。

✅ NASAの衛星画像で、雨前後の砂漠の様子が比較され、豪雨により地面が水で飽和し、暗くなっていることが確認された。

✅ 豪雨の影響で参加者1人が死亡し、気候科学者は、気候変動が原因で今後イベントが中止になる可能性を指摘している。

さらに読む ⇒GIZMODO JAPAN(ギズモード・ジャパン)出典/画像元: https://www.gizmodo.jp/2023/09/satellite-photos-extent-floods-burning-man-jpn.html

NASAの衛星画像で、豪雨前後の砂漠の様子が比較されています。

気候変動による異常気象が、今後のイベント開催に影響を与える可能性も指摘されていますね。

VOGUE JAPANのライターである筆者は、ネバダ州ブラックロック砂漠で開催されるバーニングマンに初参加する予定でした。

しかし、今年のバーニングマンは、記録的な豪雨に見舞われ、会場は泥沼と化し、筆者は帰国スケジュールを変更せざるを得なくなりました

事前の天気予報では雨の可能性が示唆されていたものの、開催前にも雨が降り、設営に影響が出ていた。

この異常気象は、地球温暖化の影響で強まった南西部のモンスーンによるもので、高温と相まって大気中の水蒸気量を増加させ、降雨量を増やしたことが原因と専門家は分析しています。

記録的な豪雨の影響で参加者の方が亡くなったというのは、大変ショックですね。気候変動がイベント中止の可能性に繋がるというのも、考えさせられます。

泥沼と化した砂漠:孤立とサバイバルの始まり

バーニングマン、泥沼化で大ピンチ!何が起きた?

移動困難、物資不足、帰宅難航。

バーニングマンは、自己表現と自給自足の精神を重んじるイベントです。

しかし、豪雨に見舞われ、その原則が試される事態となりました。

泥沼化」したバーニングマンにみる気候変動のサバイバル 6万4千人が足止め

公開日:2023/09/11

泥沼化」したバーニングマンにみる気候変動のサバイバル 6万4千人が足止め

✅ バーニングマンは、毎年ネバダ州の砂漠で開催される自給自足型フェスで、今年は豪雨に見舞われ、泥沼化により参加者が一時的に立ち往生した。

✅ イベントは、ラディカルな原則に基づいたコミュニティで、レイバー・デーを挟んだ約1週間、ブラックロックシティと呼ばれる一時的な街を形成する。

✅ 1986年に始まり、当初は35人だった参加者は、コロナ禍前には約7万人まで増加し、世界的に知られるイベントとなった。

さらに読む ⇒NewSphere - 世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。出典/画像元: https://newsphere.jp/culture/20230911-3/

食料や物資が届かない状況下でのサバイバルは、想像を絶します。

ディプロやクリス・ロックが徒歩で脱出したというのも驚きです。

会場では、水を含むと粘着質になる泥のため、車や自転車が使用できず、移動が困難な状況となりました。

参加者は、公式ラジオから情報を得ながら、帰路の見通しが立たない状況に置かれました。

道路の通行止めにより、食料や発電機などの物資も届かず、多くの参加者が食料と水を節約しながら待機を余儀なくされました。

ディプロとクリス・ロックは、徒歩での脱出を決意しました。

一方、2003年から参加しているアーニャ・カメネッツら一部の参加者は、状況を受け入れつつもキャンプを継続し、パーティーを続けていました。

この泥沼化は、バーニングマンの自給自足の原則を脅かし、イベントの持続可能性に疑問を投げかける結果となりました。

自給自足の精神が試される状況だったんですね。参加者の対応も様々だったようで、イベントのあり方を考えさせられますね。

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自己表現の祭典「バーニングマン」の光と影。商業化、環境問題、多様性の課題を抱えながら、持続可能性を模索する文化運動の今。