卒業をテーマにした絵本や詩の世界!卒業シーズンに贈る、谷川俊太郎氏の作品群とは?卒業を彩る絵本、詩の朗読会、谷川俊太郎氏の教育への貢献、そして未来へのエール。
卒業シーズンに、絵本作家えがしらみちこ氏が贈る、谷川俊太郎氏の詩をテーマにした絵本と、氏の逝去を悼む記事。コロナ禍で卒業を迎える生徒たちへ、感謝と未来への希望を届ける作品たち。未来を切り開く力と、日常の大切さを再認識させる。木下牧子作曲の曲集『地平線のかなた』での進行役も務め、谷川俊太郎氏の世界観を紐解く。卒業という節目に、心に響く言葉とメッセージを。
💡 卒業をテーマにした絵本『ありがとう』は、感謝の気持ちを伝える珠玉の一冊。卒業を迎える人への贈り物に最適です。
💡 小学校での詩の朗読会では、卒業を控えた子供たちに詩の力で未来への希望を届け、感動を呼びました。
💡 詩人・谷川俊太郎氏の逝去は、教育への貢献と卒業式での詩の朗読という形で、その偉大さを改めて示しました。
本日は、卒業をテーマにした谷川俊太郎氏の作品に焦点を当て、様々な角度からその魅力を紐解いていきます。
まず、絵本『ありがとう』から見ていきましょう。
卒業を彩る絵本『ありがとう』の誕生
卒業に贈る絵本『ありがとう』、どんなメッセージ?
感謝の気持ちと日常の大切さ。
谷川俊太郎さんの詩に、えがしらみちこさんがイラストを添えた絵本『ありがとう』は、卒業をテーマにした心温まる作品です。

✅ 谷川俊太郎の名詩に、えがしらみちこがイラストをつけ、卒業をテーマにした絵本。
✅ 2021年3月1日に発売され、価格は税別1500円。
✅ 新しい門出を迎える人に贈る珠玉の絵本。
さらに読む ⇒講談社コクリコ|講談社出典/画像元: https://cocreco.kodansha.co.jp/ehon/published_list/0000349175絵本『ありがとう』は、卒業という門出にふさわしい、心に響くメッセージが込められています。
日常への感謝を忘れずに、新しい一歩を踏み出す勇気をくれるでしょう。
コロナ禍での卒業シーズンに、絵本作家のえがしらみちこ氏が谷川俊太郎氏の詩「ありがとう」を基に、卒業をテーマにした絵本『ありがとう』を発表しました。
この絵本は、日々の積み重ねや周囲への感謝をテーマに、卒業を迎える人々の心に静かな喜びを届けます。
えがしら氏は、みずみずしいタッチで幅広い作品を手掛け、彼女の作品は若い世代への贈り物に最適です。
著者は、読者に対して、当たり前の日常や環境に目を向け、感謝の気持ちを持つことの大切さを伝えています。
卒業という大切な節目に、感謝の気持ちを伝える絵本があるんですね。絵本を通して、改めて周りの人たちへの感謝を意識したいです。
未来へのエール:小学校での詩の朗読会
2月、逃げるように過ぎる時間…何が著者の心を揺さぶった?
亡き母の言葉と、卒業控えた児童への想い。
卒業をテーマにした詩の朗読会は、未来への希望に満ちた感動的な時間となりました。

✅ 著者は、スクールボランティアとして三鷹市立東台小学校の6年生に詩の朗読を行い、卒業を控えた子供たちに『卒業式』を読み聞かせました。
✅ 子供たちは詩を真剣に聞き、特に『卒業式』に心を打たれ、卒業証書をまるめて未来を覗いてみたいと話すなど、様々な反応を示しました。
✅ 著者は、子供たちの未来への希望を込めて、卒業を祝福し、卒業証書をまるめて未来を覗き、そこから颯爽と歩んでいってほしいと願いました。
さらに読む ⇒清原慶子出典/画像元: https://www.kiyohara-keiko.org/view/752小学校での詩の朗読は、子供たちの心に深く響き、未来への希望を育みました。
卒業式に参加できなかった著者の思いも伝わります。
2月になり、著者は幼い頃に亡き母から聞いた「2月は逃げるように時間が過ぎる」という言葉を思い出し、時間の大切さを再認識しました。
1月には、三鷹市立東台小学校でスクールボランティアとして6年生のクラスで読み聞かせを行いました。
今回は、短縮された時間に合わせて絵本ではなく、金子みすずの『私と小鳥と鈴と』など、様々な詩を朗読しました。
特に、卒業を控えた6年生に向けて谷川俊太郎の『卒業式』を選び、児童からは共感の声が寄せられました。
卒業式には参加できませんでしたが、児童たちの未来への希望を祝福し、彼らの未来を応援しました。
卒業をテーマにした詩の朗読会、素晴らしいですね。子供たちの心に響く詩の力って、本当にすごいと思います。
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詩人・谷川俊太郎氏逝去。卒業生への想いを込めた詩「あなたに」、校歌作詞、そして音楽コンサートでの詩の朗読。未来を彩る氏の言葉は、今も響き渡る。