グリセリア・トゥピナンバ、ヴェネツィア・ビエンナーレに登場？先住民族の芸術と文化とは？2024年ヴェネツィア・ビエンナーレ：グリセリア・トゥピナンバの挑戦
2024年ヴェネツィア・ビエンナーレでブラジル館が『ハハウプア館』として生まれ変わる！ブラジル館史上初の先住民族アーティスト、グリセリア・トゥピナンバが代表に。トゥピナンバ族の文化と環境問題を訴える映像作品を発表し、植民地主義の歴史や森林破壊に警鐘を鳴らす。カポエイラと森をテーマにした展示『KaaPûerawearewalkBirds』に注目。歴史的転換点となるこの展示を見逃すな！
マントの物語 - 植民地時代と現代における価値
トゥピナンバ族のマントは、植民地時代にどんな役割を果たした？
交渉と略奪の対象
続いて、トゥピナンバ・マントの物語と、その文化的価値について詳しく見ていきましょう。
✅ ブラジル南東部の先住民社会で神聖視される象徴的遺物、トゥピナンバ・マントが欧州から返還された。
✅ トゥピナンバ・マントは、先住民社会にとって重要な象徴であり、その返還は文化的な遺産の保護と尊重を示すものである。
✅ この返還は、先住民の権利や文化遺産保護の重要性を改めて認識させる出来事であり、今後もこのような返還が続くことが期待される。
さらに読む ⇒中央日報出典/画像元: https://japanese.joins.com/JArticle/323698トゥピナンバ・マントが、過去に交渉や略奪の対象となったという事実は、胸が痛みます。
しかし、現代において返還が進んでいることは、希望を感じますね。
イベントでは、トゥピナンバ族のマントが植民地時代においてどのように注目を集め、交渉や略奪の対象となったのか、そして現在13点しか存在が確認されていないその貴重な文化的遺産について論じられます。
グリセリア・トゥピナンバ氏は、トゥピナンバ族の宇宙論とマントの研究を通して、森と夢を通して人々を導く魅惑の存在とのつながりについて考察します。
マントの物語、とても興味深いです！森と夢を通して人々を導くという表現、まるで物語のようですね。展示をぜひ見てみたいです！
イベントの詳細 - アリーヌ・アンブロジオ氏とイベント情報
アリ－ヌ・アンブロジオ氏とはどんな人？
建築家、キュレーター
最後に、イベントの詳細と、関係者についてご紹介します。
✅ 青山に、アフリカの現代アートに焦点を当てたギャラリー「space Un」がオープンしました。
✅ 創設メンバーは、アフリカ美術のコレクターであるエドナ・デュマ、俳優でアーティストの中野裕太、文化起業家のロータ・エックシュタインの3名で、アフリカの現代アートを日本に紹介するだけでなく、アジアとアフリカをつなぐプラットフォームとしての役割も担います。
✅ オープニング展では、セネガル出身のアーティスト、アリウ・ディアックの作品を展示しており、彼が奈良県吉野町にあるスペース・アンのレジデンシー「吉野杉の家」で制作した作品は、土地や植物などの素材を用いて、動物や抽象的な風景を描いています。
さらに読む ⇒公式サイト出典/画像元: https://www.tjapan.jp/art/17703516アリーヌ・アンブロジオ氏のような、専門家の方々が関わっているイベントということもあり、非常に質の高いものになると思います。
とても楽しみですね。
アリーヌ・アンブロジオ氏は、建築家であり、展覧会の専門家として、アフリカ先住民のキュレーターとしての経験を持ち、ブラジルの現代美術、アートとテクノロジーのキュレーションにおける研究と批評に専念しています。
イベントは、2023年9月23日(土)午後3時にピナ・コンテンポラニアの講堂で開催されます。
詳しい情報はイベントページでご覧いただけます。
素晴らしいイベントですね！私も、ぜひ参加してみたいです！
本日は、2024年ヴェネツィア・ビエンナーレに出展するグリセリア・トゥピナンバ氏についてご紹介しました。
彼女の芸術を通して、多くの人々に届くことを願っています。
💡 グリセリア・トゥピナンバ氏は、2024年ヴェネツィア・ビエンナーレでブラジル代表として選出。
💡 展示テーマは『Ka’a Pûera: We are walking birds』。カポエイラをテーマに、トゥピナンバ族の文化を発信。
💡 先住民族の文化、権利、そして現状について、世界に訴えかける展示内容。
