Open Possibilities Logo Menu opener

動物園教育の最前線!持続可能な教育プログラムとは?(解説)動物園教育、松本朱実先生の取り組み、pocketとは?

動物園での持続可能な教育をデザイン!子どもたちの生命概念を育む画期的なプログラムを開発。社会構成主義とESDに基づき、問題解決とパフォーマンス評価を重視した実践で、子どもたちの主体的な学びを促します。動物園職員との連携による多様なプログラム実施で、教育現場の意欲も向上!『朱い実通信』で教育実践を学び、松本朱実先生の専門知識を活かした情報をお届けします。無料メルマガ登録で、あなたの教育スキルをアップデート!

動物園教育の最前線!持続可能な教育プログラムとは?(解説)動物園教育、松本朱実先生の取り組み、pocketとは?

📘 この記事で分かる事!

💡 動物園における持続可能な教育プログラムの実践方法と、その効果について解説します。

💡 「朱い実通信動物園教育~環境教育めぐり」やpocketの意味について掘り下げていきます。

💡 松本朱実先生の専門分野や活動内容、教育に対する熱意を紹介します。

それでは、まず動物園における持続可能な教育プログラムについて詳しく見ていきましょう。

動物園における持続可能な教育プログラムの実践

動物園教育で子どもの学びを深める、教授学習論に基づくプログラムとは?

能動的な生命概念構築支援

本章では、ESD(持続可能な開発のための教育)の重要性と、動物園における実践事例を紹介します。

持続可能な開発のための教育(:):文部科学省
持続可能な開発のための教育(:):文部科学省

✅ ESD(持続可能な開発のための教育)は、気候変動や生物多様性の喪失など、人類の開発活動によって生じる問題を解決するため、持続可能な社会の実現を目指した学習・教育活動です。ESDは、地球全体の課題を理解し、地域レベルで行動を起こすことで、新たな価値観や行動変容を促し、持続可能な社会の創り手を育む教育です。

✅ ESDは、SDGs(持続可能な開発目標)の目標4「すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯教育の機会を促進する」のターゲット4.7に位置付けられています。さらに、ESDは、SDGsの17全ての目標の実現に貢献するとされています。

✅ ESDの実施枠組みである「持続可能な開発のための教育:SDGs実現に向けて(ESD for 2030)」は、2020年から2030年にかけて、ESDの強化とSDGsの達成を目指します。ESD for 2030では、5つの優先行動分野と6つの重点実施領域が設定され、SDGsの17全ての目標実現に向けた教育の役割を強調し、持続可能な開発に向けた大きな変革への重点化を図っています。

さらに読む ⇒持続可能な開発のための教育(:):文部科学省出典/画像元: https://www.mext.go.jp/unesco/004/1339970.htm

ESDの重要性と、それを動物園という場で実践することの意義がよくわかりました。

本研究は、動物園における持続可能性に向けた教育プログラムのデザインを構築することを目的とし、教授学習論に基づいた枠組みを用いて、子どもたちの能動的な生命概念構築を支援するプログラムを実践しました

「社会構成主義」と「ESD」の教授学習論を分析し、パフォーマンス評価と問題解決を軸としたプログラムデザインと、ESDのキー・コンピテンシーなどを評価の視点とする枠組みを開発しました。

この枠組みを用いて、国内10施設の動物園と連携し、ふれあい、サマースクール、学校連携など、様々なプログラムを職員と協力して実施しました。

その結果、子どもの能動的な生命概念構築の様態が明らかになり、職員や組織の教育活動への意欲向上も確認されました。

本研究は、動物園における教育プログラムの質向上に貢献するとともに、子どもたちの主体的で深い学び、持続可能性に向けた教育の実現に貢献することが期待されます。

なるほど、SDGs達成のためには、動物園のような場での教育が重要なんですね。とても興味深いです!

「朱い実通信動物園教育~環境教育めぐり」について

環境教育の学びを深めたい!どんな情報が得られるの?

動物園などでの実践事例を紹介

本章では、「朱い実通信動物園教育~環境教育めぐり」について、書籍の内容を解説します。

川端裕人×松本朱実さん「動物園教育」をめぐる対談第回
川端裕人×松本朱実さん「動物園教育」をめぐる対談第回

✅ 「動物園教育で子どもたちがアクティブに!〜主体的な学びを支援する楽しい観察プログラム〜」という書籍について、著者の松本朱実さんと川端裕人さんの対談形式で解説されています。

✅ 松本さんは、動物園教育における従来の「一方通行」な知識伝達型から脱却し、学習者が主体的に学べる「アクティブ・ラーニング」の導入を提唱しています。

✅ 対談では、松本さんの動物園教育への取り組みや、その背景にある教育学的な理論、具体的なプログラム事例などが紹介されています。

さらに読む ⇒プレタポルテ夜間飛行出典/画像元: http://pret.yakan-hiko.com/2019/03/14/matsumoto/

アクティブ・ラーニングを取り入れた教育実践の紹介、とても参考になりますね。

「朱い実通信動物園教育~環境教育めぐり」は、松本朱実氏による教育便りで、動物園、水族館、博物館、地域、学校などにおける環境教育の取り組みを、学習論の視点から紹介しています

無料のメールマガジン形式で発行され、登録はメールアドレス入力のみで、面倒な手続きは不要です。

メルマガの内容は教育実践に関するもので、教育全般に関心のある方にとって役立つ情報が満載です。

メールマガジンで気軽に情報収集できるのは良いですね。さっそく登録してみます。

次のページを読む ⇒

動物園経験から生まれた「pocket」。松本朱実先生が、動物・環境への好奇心を引き出す教育を実践!学びのデザイン、アクティブラーニングで知的好奇心を刺激。