『ところざわサクラタウン』と武蔵野坐令和神社:文化と信仰、アートが融合する場所とは?武蔵野坐令和神社:令和の時代に誕生した新しい神社とその魅力
埼玉県所沢市に誕生した『ところざわサクラタウン』は、美術館・神社・アニメカルチャーが融合した複合施設。隈研吾氏設計の『武蔵野令和神社』では、天野喜孝氏の鳳凰画や土屋仁応氏の狛犬像が神秘的な空間を創出。アニメ聖地としても注目を集め、クリエイター陣による天照大御神の奉納画も登場。伝統と革新が織りなす、新たなカルチャーの発信地へ。
💡 埼玉県所沢市にオープンした複合施設『ところざわサクラタウン』は、文化とエンターテイメントを発信する拠点です。
💡 隈研吾氏設計の『角川武蔵野ミュージアム』をはじめ、アニメ関連施設や神社など、多様な施設が集まっています。
💡 武蔵野坐令和神社は、アニメ聖地88の1番札所にもなっており、アニメファンにも人気の観光地です。
それでは、まず『ところざわサクラタウン』の全貌からご説明いたします。
『ところざわサクラタウン』:文化と技術の融合
「ところざわサクラタウン」は何が融合した施設?
文化・商業・地域
本章では、『ところざわサクラタウン』の魅力と、その中核施設である『角川武蔵野ミュージアム』について解説します。
公開日:2020/11/11

✅ 埼玉県所沢市に、日本最大級のポップカルチャー発信拠点「ところざわサクラタウン」および「角川武蔵野ミュージアム」がグランドオープンしました。
✅ 「角川武蔵野ミュージアム」は、図書館、美術館、博物館が融合した前人未到の文化複合施設で、隈研吾氏が手掛けたダイナミックな多面体建築が特徴です。
✅ ビームスがプロデュースしたスタッフ制服や、ミュージアム建築をイメージした公式グッズなど、施設全体でポップカルチャーとアートを融合した新しい体験を提供しています。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://bonur.jp/?p=5634『角川武蔵野ミュージアム』は、図書館・美術館・博物館が融合したユニークな文化施設ですね。
斬新なデザインで、訪れる人々を魅了します。
埼玉県所沢市にある複合施設『ところざわサクラタウン』は、美術館・図書館・博物館を統合した『角川武蔵野ミュージアム』を中核施設とし、工場や物流施設、オフィス、アニメ文化と連動する神社『武蔵野令和神社』などが融合した施設です。
『角川武蔵野ミュージアム』は、武蔵野台地の地質の特徴を生かし、花崗岩で覆われた外観が特徴です。
また、製造棟や神社など他の施設にも石材やアルミエキスパンドメタルを配置し、全体的な調和を図っています。
内部は、現代アートとアニメ文化が融合した空間となっており、構造用合板で作られた本棚が、さまざまなジャンルの書籍やオブジェを立体的に繋いでいます。
『武蔵野令和神社』は、流れ造りと妻入りの構造を取り入れ、女性の神を示す内削ぎと男性の神を示す外削ぎを併置することで、伝統的な神社の要素と現代的な要素を融合させています。
『ところざわサクラタウン』は、地域対文化施設を超えた、コロナ時代における新しい場所の創造を目指しており、デジタルとアナログ、ハイカルチャーとローカルチャーが融合した、世界でも類を見ない複合施設となっています。
『ところざわサクラタウン』、まるでテーマパークみたいですね! 隈研吾さんの建築も、どんな施設なのかすごく興味があります。
武蔵野坐令和神社:令和の時代に誕生した新しい神社
サクラタウンに建つ武蔵野令和神社の御祭神は?
天照大御神と素戔嗚命
第2章では、令和に創建された新しい神社、武蔵野坐令和神社の魅力に迫ります。
その特徴を見ていきましょう。
公開日:2024/03/16

✅ 埼玉県所沢市にある武蔵野坐令和神社は、令和に創建された日本でもっとも新しい神社であり、角川武蔵野ミュージアムや所沢観光物産店のYOT-TOKOなどがある複合施設「ところざわサクラタウン」内に位置しています。
✅ 神社は前面ガラス張りの斬新な建物で、ガラス越しに拝殿と本殿を参拝できます。祭神は天照大御神と素戔嗚命で、千木は内削ぎと外削ぎのハイブリッド型と、珍しい特徴があります。
✅ 夜には、参道と鳥居がLEDで七色に変化し、幻想的な雰囲気を醸し出し、境内には桜のライトアップもあり、昼間とはまた違った魅力を楽しめます。
さらに読む ⇒神社の杜出典/画像元: https://jinja-photo.sakuraweb.com/musashinoreiwa/武蔵野坐令和神社は、アニメファンだけでなく、幅広い層に支持される場所になりそうですね。
夜のライトアップも素敵です。
武蔵野坐令和神社は、所沢にある「ところざわサクラタウン」の安全・繁栄を願い、施設を有機的に結合し、祈りの場、憩いの場、賑わいの場として機能する神社です。
「COOL JAPAN の聖地」である「ところざわサクラタウン」に建設され、富士山を望む武蔵野台地に位置しています。
神社名は、国文学者の中西進先生によって命名され、「武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ)」、通称「武蔵野令和神社(むさしのれいわじんじゃ)」です。
「令和」は、万葉集の表現である「うるわしき大和」に由来し、日本の文化の継続発展を願い、COOL JAPAN にふさわしい名前とされています。
御祭神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素戔嗚命(すさのをのみこと)で、総称して「言霊大神(ことだまのおおかみ)」とされています。
「言霊大神」は、文芸、芸術、芸能といったコンテンツの表現に顕れる神の御稜威を指し、コンテンツの持つ聖なる力を尊称しています。
御神徳は、コンテンツ関係者への応援、コンテンツによる心の癒し、縁結び、旅行安全などがあります。
建築デザインは、隈研吾氏が監修を担当し、伝統的な神社様式を踏襲しながら、現代的な素材を取り入れた、令和の時代にふさわしい神社建築となっています。
武蔵野坐令和神社は、伝統と現代が融合した素晴らしい神社ですね。参拝して、心身ともに清められたいです。
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武蔵野坐令和神社の魅力を凝縮!天野喜孝氏の鳳凰天井画、豪華クリエイター陣の天照大御神イラスト公開。隈研吾氏設計の建築美とアニメ聖地巡礼も楽しめる、注目のスポット!