Open Possibilities Logo Menu opener

芸備線の未来は?協議会の発足から増便実証事業、地域連携まで(芸備線、JR西日本、地域活性化?)芸備線再構築協議会と持続可能な地域交通の実現

100年超の歴史を誇る芸備線。存続の危機に瀕しながらも、地域を繋ぐために奮闘する姿を描く。再構築協議会が主導する存廃議論、増便実証実験、地元を巻き込んだ利用促進策など、その未来を探る。ローカル線の魅力と課題、そして地域経済への影響とは? 持続可能な地域交通を目指す取り組みに迫る。

芸備線の未来は?協議会の発足から増便実証事業、地域連携まで(芸備線、JR西日本、地域活性化?)芸備線再構築協議会と持続可能な地域交通の実現

📘 この記事で分かる事!

💡 芸備線の現状と課題について解説します。利用者の減少や赤字が深刻化し、存続の危機に瀕している背景を説明します。

💡 再構築協議会の発足と目的について解説します。JR西日本と地域が協力して、ローカル線の維持を目指す取り組みを紹介します。

💡 増便実証事業と経済効果について解説します。地域経済効果の試算や、今後の取り組みについて具体的に説明します。

本日は、芸備線の現状と、その存続に向けた取り組みについてご紹介します。

現在、地域を支える重要な交通手段である芸備線は、様々な課題に直面しています。

その解決に向けた協議会の動きや、地域との連携について見ていきましょう。

歴史と現状:芸備線の危機と再構築への道

芸備線の存続は?赤字ローカル線の未来は?

存廃含め、再構築協議会で議論中。

芸備線は、広島駅から岡山県備中神代駅を結ぶローカル線で、100年以上の歴史があります。

キハ120形が運行され、ラッピング車両も存在します。

しかし、利用者の減少と赤字が深刻化し、存続が危ぶまれています。

2025年3月改正版】芸備線(三次~広島)のキハ120形

公開日:2022/08/25

2025年3月改正版】芸備線(三次~広島)のキハ120形

JR西日本下関総合車両所広島支所(中ヒロ)所属のキハ120形は芸備線と福塩線で運用され、主に1両または2両編成でワンマン運転が行われています。

さらに読む ⇒ハチキハ入庫便出典/画像元: https://hachikihatrain.net/geibi-dc120/

キハ120形やラッピング車両など、ローカル線の魅力を感じさせる要素がある一方で、利用者の減少という現実があることが示されています。

存続に向けて、様々な議論がなされているようです。

100年以上の歴史を持つ芸備線は、広島駅から岡山県備中神代駅までを結ぶ全長159.1kmのローカル線であり、地域経済を支えてきた

しかし、利用者の減少と赤字が深刻化し、存続の危機に瀕している。

2024年3月には、国の主導による「再構築協議会」が設置され、存廃を含めた議論が始まった。

三次駅では、小型気動車キハ120の1両編成での運行や、ローカル色豊かな車窓など、ローカル線としての特徴が色濃くなっている。

備後庄原駅からは、廃線の危機を意識した鉄道ファンが乗り合わせる姿も見られる。

また、広島駅の再開発に伴い路面電車との接続が強化されるなど、利便性の向上も図られている。

協議会の発足と目的:地域とJR西日本の協調

芸備線再構築協議会は何を協議してるの?

特定区間の交通手段の再構築。

JR芸備線の一部区間に関して、路線の存廃を話し合う「再構築協議会」が設置されました。

これは全国初の試みであり、地域とJR西日本の協調が不可欠です。

改正法に基づき、協議が進められています。

輸送密度20人…利用低迷続く芸備線 JRが再構築協議会を国に要請 改正法で「存廃の判断」に自治体の意見反映か

公開日:2023/10/06

輸送密度20人…利用低迷続く芸備線 JRが再構築協議会を国に要請 改正法で「存廃の判断」に自治体の意見反映か

JR芸備線の一部区間(広島県庄原市~岡山県新見市)について、改正法に基づき路線の存廃を話し合う「再構築協議会」の設置がJR西日本から国に要請された。

さらに読む ⇒FNNプライムオンライン|フジテレビ系FNN28局のニュースサイト出典/画像元: https://www.fnn.jp/articles/-/595648?display=full

協議会設置の背景には、JR西日本の経営状況の厳しさがあるようです。

地域住民の足を守るために、どのような議論がされているのか、今後の動向を注視したいと思います。

芸備線再構築協議会は、JR西日本の要請を受け、令和5年10月に備後庄原駅~備中神代駅間を対象に設置された。

中国運輸局、広島県、岡山県、関係市町村、JR西日本、学識経験者などで構成され、特定区間の交通手段の再構築について協議している。

協議会は、JR西日本の経営状況や国鉄改革の経緯についても議論し、公共交通だけでなく地域の持続可能性も重視している。

協議会では、JR西日本の負担を軽減しつつ、地域経済効果を最大化する方策を模索している。

また、広島市、三次市、安芸高田市など広域的な観点が必要な自治体も参加している。

実証事業と経済効果:増便と地域活性化への取り組み

芸備線活性化の実証事業、どんな経済効果があった?

増便で年間5800万円の経済効果。

増便実証事業の結果と、地域経済効果について報告します。

増便による効果は一部地域に限定されるという課題も浮き彫りになり、今後の対策が求められています。

地域活性化への取り組みを見ていきましょう。

芸備線の行方は?増便実験の経済効果は年5,800万円

公開日:2025/12/27

芸備線の行方は?増便実験の経済効果は年5,800万円

芸備線再構築協議会の増便実証事業の速報集計が報告され、休日日中の臨時列車運行による地域経済効果は1日あたり48万円、年間5,800万円と試算された。

さらに読む ⇒鉄道協議会日誌 - 赤字ローカル線の廃止を防ぐためにできること出典/画像元: https://tetsudokyogikai.net/news/251228

増便による経済効果が、必ずしも沿線地域に十分にもたらされていないという課題は、今後の対策を考える上で重要ですね。

地域経済効果を最大化するための施策に期待します。

令和7年5月19日の第5回芸備線再構築協議会幹事会では、地域経済効果の最大化と検証を目的とした実証事業の実施が決定された

この実証事業では、鉄道サービスの拡充と二次交通との連携強化を図り、住民と来訪者の利用促進を目指している。

2025年7月から開始された増便実証事業では、休日日中の臨時列車運行による地域経済効果が1日あたり48万円、年間120日運行で5800万円と試算された。

増便実験は2026年6月まで継続され、その後は路線バス運行時の地域経済効果も検証される予定である。

庄原市は、日常生活での移動確保、観光による地域活性化、そしてJR芸備線を重要な広域ネットワークとして位置づけ、利用促進事業を展開しており、通学定期券の購入費用助成や、4人以上のグループを対象とした運賃助成などの制度を設けている。

地域との連携:二次交通とイベント、そして未来へ

芸備線の冬の魅力を最大限に活かす取り組みとは?

増便、タクシー運行、イベント開催など。

芸備線では、様々な地域との連携が行われています。

快速列車の運行や、イベント開催など、利用促進のための取り組みが実施されています。

地域一体となって、芸備線を盛り上げています。

芸備線で快速゛庄原ライナー゛の運転開始
芸備線で快速゛庄原ライナー゛の運転開始

芸備線で快速「庄原ライナー」の運転が2019年10月26日から開始されました。

さらに読む ⇒鉄道ファン・railf.jp出典/画像元: https://railf.jp/news/2019/10/27/200000.html

快速列車の運行や、様々なイベントの開催など、地域住民の利用促進に向けた取り組みは素晴らしいと思います。

特に、冬の魅力を活かしたツアー企画などは、非常に魅力的ですね。

実証事業の一環として、土休日の臨時(増便)列車の期間延長(11月29日~3月28日)が決定され、庄原の冬の魅力を活かしたツアーやイベントへのアクセスが向上する

新見発備後落合行きの最終定期列車が運休となる代替として救済タクシーが運行される。

さらに、芸備線の利用促進のため、西城地域の各駅と小奴可駅を結ぶ定額乗合タクシー「芸備線接続タクシー」が運行される。

協議会では、芸備線の可能性を最大限追求するため、様々な取り組みを実施しており、イベントの実施(サイクルトレインの実証実験など)、ガイドブックの作成、高校生との連携など、多岐にわたる活動を行っている。

課題と展望:持続可能な地域交通の実現に向けて

ローカル線維持、地域経済効果を高めるには?

費用負担と施策でJR負担減、地域活性化!

ローカル線の収支状況と、今後の課題について解説します。

JR西日本の経営状況や、地域経済効果を高めるための施策について議論されています。

持続可能な地域交通の実現に向けて、様々な取り組みが行われています。

JR芸備線、5区間とも収支改善 2020~22年度平均収支公表
JR芸備線、5区間とも収支改善 2020~22年度平均収支公表

JR西日本が公表した中国地方のローカル線10路線21区間の2020~22年度平均収支率は9.8%となり、0.6ポイント悪化した。

さらに読む ⇒中国新聞デジタル出典/画像元: https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/390806

増便による効果と課題、そして地域とJR西日本の関係性について、多角的に分析されていますね。

持続可能な地域交通を実現するための、今後の具体的な対策に注目したいです。

増便による地域経済効果は評価される一方で、その多くが該当線区以外の地域にもたらされ、地域内での消費は限定的であるという課題も指摘されている。

JR西日本は運賃収入が少なく赤字である一方、地域公共交通を守る使命も抱えており、沿線自治体との間で、ローカル線の維持に向けた費用負担や、地域経済効果を高めるための施策が議論されている。

最終的な目標は、JR西日本の負担を軽減しつつ、地域経済効果を最大化することである。

芸備線対策協議会は、芸備線の存続と沿線地域の発展を目指し、様々な活動を通じて、持続可能な地域交通の実現を目指している。

本日の記事では、芸備線の現状から、存続に向けた様々な取り組みについてご紹介しました。

地域とJR西日本の協調が、今後の鍵となりそうです。

🚩 結論!

💡 芸備線の現状と課題:利用者の減少と赤字、存続の危機。

💡 再構築協議会の発足:JR西日本と地域の協調、路線の存廃を議論。

💡 地域連携と経済効果:増便実証事業、イベント開催、地域活性化への取り組み。