博士号取得後のキャリアパスは?多様な選択肢と現状を解説!(?)博士号取得後のキャリア:アカデミア、企業、起業という選択肢
海外大学院修了後のキャリア、ポスドク、起業、そして企業での活躍…多様な選択肢を徹底解説! 博士号取得者が直面する就職の現実と、人文系含む各分野でのキャリアパスを提示。 研究能力を活かせる金融業界や、起業という新たな道も。 日本における現状と課題、そして未来を切り開くヒントがここに。
💡 海外大学での博士号取得、MBA取得後のキャリアパスについて、多様な選択肢と成功事例を紹介。
💡 博士研究員(ポスドク)の現状やキャリアパス、課題について解説。研究者としてのキャリアを考える。
💡 博士号取得者の活躍の場は多岐にわたる。金融業界や大学発ベンチャーなど、新たな可能性を探る。
それでは、博士号取得後のキャリアについて、具体的に見ていきましょう。
まず、博士号取得後のキャリアパスについて、3つのポイントにまとめてご紹介します。
海外大学での博士号・MBA取得後の多様なキャリアパス
海外大学院卒のキャリア、どんな選択肢がある?
アカデミア以外も!
今回は、海外大学での博士号取得やMBA取得後のキャリアパスについて、3名の経験者の方々のインタビューを通して、多様なキャリアパスについてご紹介します。

✅ 早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学の博士号取得者が登壇し、自身のキャリアパスや博士号取得後の活躍について語るセミナーが開催されます。
✅ セミナーでは、各登壇者の経歴、博士課程への進学動機、進学のメリット、現在の職業について紹介され、博士号取得後のキャリアの可能性を探る機会となります。
✅ 学部生、修士生、博士課程在籍学生、ポスドクなど、博士号取得後のキャリアに興味がある方は、事前予約の上、参加可能です。
さらに読む ⇒早稲田大学出典/画像元: https://www.waseda.jp/inst/career/news/2024/08/27/27784/専門性を持つ人材が、アカデミアだけでなく、起業や大企業でのキャリアを築く事例は大変興味深いです。
どのような選択肢があるのか、詳しく見ていきましょう。
山本氏は、海外大学での博士号やMBA取得後のキャリア選択について、アカデミアからのキャリア形成に向けたヒントを得るため、3名の経験者へのインタビューを実施しました。
松山氏は、会話AIの研究成果を社会実装するために、起業を選択しました。
自身の人生をかけて実現したい「社会的な知能の実現」を追求するため、アカデミアやGAFAへの就職よりも起業を選び、会話AIエージェント搭載型英語スピーキング診断サービス「LANGXSpeaking」を開発しました。
松村氏は、海外MBA取得後に大企業とスタートアップを経験し、最終的に医学部を卒業して起業しました。
医療経営学を専攻した経験を生かし、医療系ITベンチャーで活躍した後、医師免許を取得し、心療内科医として臨床と産業医を兼務しています。
T氏は、がん研究の博士号取得後、大手外資系コンサルティングファームで医療・創薬領域のコンサルティングに従事しています。
3名の経験を通して、海外大学での博士号取得やMBA取得後のキャリア選択の幅広さ、それぞれの選択肢のメリットや課題、そして戦略的な就職活動や起業準備の重要性が示唆されました。
また、博士出身者ならではの思考力や問題解決能力は、アカデミア以外の分野でも活かせることが強調されました。
インタビューを通して、海外大学での学びを活かして多様なキャリアパスを歩むためのヒントが得られる内容となっています。
多様なキャリアパスがあることがわかって、とても刺激になりますね!それぞれの選択肢について、もっと詳しく知りたいです。
博士研究員(ポスドク) - 研究者としてのキャリアを積み、正規職獲得を目指す
博士号取得後の研究者、次は?
ポスドクで研究スキルアップ
今回は、ポストドクターという、博士号取得後の研究職について、漫画を通して、その実情を深く掘り下げていきます。

✅ 理系女ちゃんは、理系大学・大学院の実情を漫画で描き、多くの人に理系への理解を深めてもらいたいと考えている。特に、博士号取得後の研究職「ポストドクター」の厳しい現実を描いた「君は研究者にならなくていい」では、任期付きの研究職としての不安定な立場や低収入、社会保険やボーナスがない現状などをリアルに表現している。
✅ 理系女ちゃんは、日本の研究職を取り巻く環境が厳しく、研究者という職業の実態が世間に知られていない現状を憂慮し、若手研究者の視点から現実を共有することで、より多くの人に理解を深めてもらいたいと考えている。
✅ 理系女ちゃんは、修士までの研究生活を描いた「先輩、実験が終わりません」に続き、今回は学部4年生から修士2年までに経験する研究の日常を、現役の学生に取材しながら描いている。研究室に篭ったり、学会で発表賞をとるために奮闘したりと、理系学生ならではの日常が、面白く、かつリアルに描かれている。
さらに読む ⇒「知りたい・行きたい」をかなえるニュースメディア|ウォーカープラス出典/画像元: https://www.walkerplus.com/special/fandomplus/article/1253337/研究職の厳しさをリアルに描いた漫画を通して、ポスドクの現状を理解できるのは良いですね。
研究という仕事の選択肢を考える上で、参考になります。
博士号取得後、研究職に就くためのステップとして、博士研究員(ポスドク)があります。
ポスドクは、博士号を取得後、正規職を得るまでの期間、研究機関に所属し、研究活動を行う非正規労働者です。
ポスドクになるためには、博士号を取得し、受け入れ先を見つけられればOKです。
ポスドクの給与は、学振PD、国研の若手研究者育成制度、または受入研究者の研究費から支払われます。
ポスドク期間中は、研究に集中し、論文を出版することで、自身の研究能力を高めます。
ポスドク終了後は、大学や国研の正規職、他のポスドク、企業や公務員など、様々な進路があります。
ポスドクは、研究者としてのキャリアを積み、将来の目標である正規職獲得に向けて重要な役割を果たします。
研究職の現実を描いた漫画、とても気になりますね。私も、漫画を通して色々な知識を深めたいです。
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博士号取得者のキャリアが拡大!金融、コンサル、起業… 専門性を活かせる道がここに。日本の博士人材活用と、キャリアパス多様化の現状を解説します。